女性の避妊手術(卵管結紮)ってどう?手術前にチェックしよう

女性の避妊手術ってなに?

望まない妊娠避妊手術というのは、妊娠する生殖機能をなくしてしまう避妊方法です。避妊手術を行なうことによって半永久的に避妊効果が持続し、望まない妊娠を防ぎます。

この避妊手術は、女性だけではなく男性でも行われます。
※男性の避妊手術については「男性の避妊手術パイプカットってどんな手術なの?」ページで紹介しています。

どのような手術が行われるのか

手術について解説する医者女性の避妊手術は主に「卵管結紮術(らんかんけっさつじゅつ)」が行われます。

手術では卵子の通り道である卵管を切除し、受精卵ができないようにします。また受精卵になったとしても子宮までたどり着くことは出来ませんので妊娠することはありません。

卵管結紮術には、お腹を切る方法と膣側から手術を行なう方法があります。いずれも、卵管を切断するために糸やプラスチックバンドを使用します。

手術を行えばほぼ確実に避妊することが出来ますが、もとに戻すことは困難ですし、入院が必要な手術となりますので十分必要性を考慮した上で選択しましょう。

避妊成功率はどのくらい?

避妊の成功率について指摘する医者避妊手術を行なうことで、生殖機能をなくします。そのため、避妊成功率は100%!と思いきやそうではありません。

ただ、避妊手術を行なってから10年以内に妊娠する可能性は2%程度です。100%でないにしてもほぼ確実に避妊が出来ると考えておくと良いでしょう。

ちなみに、避妊手術をしてから妊娠した女性の約3分の1は子宮外妊娠です。

というのも、切断以外の施術方法(焼く・留める)は精子が通過可能な隙間ができる可能性があるからです。ただ、受精卵が通れる程の隙間はないので子宮外で妊娠する可能性が出てくるというわけです。

女性が行なう避妊手術のメリット・デメリット

避妊手術のメリット

一度手術を行えば半永久的に避妊効果が続く

性行為をする度に避妊具を使用する必要はない

ピルなどの薬を服用する必要がない

不感症が改善する可能性がある

産後入院時であればそのまま手術をうけることが可能

避妊手術のデメリット

一度手術を行なうと元の状態にすることが出来ない

合併症が起こることがある

ホルモンバランスが崩れて更年期障害のような症状が出る場合がある

体に負担がかかる

費用が高い

避妊手術はこんな女性におすすめ!

避妊手術は避妊方法の中でも確実な避妊効果が得られる方法です。

ただ、一度手術を行うと元に戻せないことから「本当に手術を受けるべきなのか」悩む女性も多いです。

避妊手術に適した女性は

生涯子どもを希望しない

すでに出産していて、これ以上子どもを望まない

という方です。

また、女性であれば誰でも避妊手術を受けられるわけではありません。

避妊手術を受けることが出来る条件は、母体保護法で定められていますので次で確認しておきましょう。

避妊手術を受けられる条件

避妊手術は誰でも行えるわけではありません。母体保護法第三条で定められた条件を満たしていなければ手術は受けられませんので注意しましょう。

妊娠や出産によって母体の生命に危険性が生じる場合

母体の健康状態が悪化する恐れがある場合

既に数人の子どもを出産している

上記の項目に当てはまらない女性は、避妊手術を受けたくても受けられませんので他の方法で避妊を行わなければなりません。

費用について

費用を提示する医者避妊手術は女性・男性ともに保険が適用されません。そのため、手術に必要な費用はすべて自費となります。

こうした保険が適用されない治療や手術は、医療機関が金額を決めることが出来ます。そのため、費用は一律ではありません

女性の避妊手術の相場は、20万円前後です。ただ、状況によっても金額は変わります。

出産に関係なく入院をして手術を受ける場合には約20万円、自然分娩して入院中に手術を受ける場合には約10万円、帝王切開と一緒に受ける場合には約5万円となります。

手術をしても妊娠することはできる?

様々な避妊方法を視野に入れるべきなのを指摘する医者避妊手術は、今後妊娠したくない・しなくても良いと考える方の選択です。そのため、その場の気持ちで手術を受けるということは避けましょう。

実際、避妊手術を行なったあと、生殖機能を回復させることは非常に困難です。

回復させる方法はあるにはありますが、確実に妊娠できるようになるとも限りませんし、金銭的にも肉体的にも大きな負担がかかります。

これから避妊手術を受けようかどうか悩んでいる女性は、まず避妊手術以外の避妊方法を調べてみましょう

現在では体に負担をかけずに高い確率で避妊が出来る方法が多数あります。そういった選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。